一人暮らしの部屋探しがようやく終わって、次に立ちはだかるのがネット回線選びです。特に名前をよく聞く「ドコモ光」と「ソフトバンク光」、この2つで迷っている人は多いのではないでしょうか。
どちらも大手キャリア系の光回線で、スマホとのセット割がある、CMでよく見る、という共通点があります。だからこそ「結局どっちが自分に向いているのか」が分かりにくい。
この記事では、料金・セット割・プロバイダ・契約期間を実際の数字で比較して、どちらを選ぶべきかをはっきりさせます。auや格安SIMを使っている場合の考え方も最後にまとめているので、あわせて参考にしてください。
ドコモ光とソフトバンク光、まず結論
結論はシンプルで、ドコモのスマホを使っているならドコモ光、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホを使っているならソフトバンク光を選ぶのが一番お得です。
どちらも光回線としての基本性能に大きな差はなく、実質的な決め手はスマホとのセット割になるためです。以下で具体的な数字を見ていきます。
料金を比較(2026年7月時点)
| 項目 | ドコモ光(タイプA) | ソフトバンク光 |
|---|---|---|
| マンション月額 | 4,400円 | 4,180円 |
| 戸建て月額 | 5,720円 | 5,720円(2026年12月以降6,050円に改定予定) |
| 契約期間 | 2年 | 2年 |
| 工事費 | キャンペーンで実質無料の場合あり | キャンペーンで実質無料の場合あり |
(2026年7月時点。ソフトバンク光は2026年12月以降、戸建て1ギガプランのみ月330円の値上げが予定されています。マンションタイプは改定なしと案内されています)
マンションタイプはソフトバンク光がわずかに安く、戸建てタイプは現時点でほぼ同額です。ただし今後の値上げ予定を踏まえると、戸建てで長期利用を考えている人はドコモ光も含めて比較しておくのが安心です。
スマホセット割を比較
| 項目 | ドコモ光セット割 | おうち割 光セット |
|---|---|---|
| 対象キャリア | ドコモ(一部プランは対象外) | ソフトバンク・ワイモバイル |
| 割引額(最大) | 1,100円/月 | 1,650円/月 |
| 割引の対象台数 | 家族分まとめて適用可 | 家族分まとめて適用可 |
(2026年7月時点)
割引の金額だけを見るとおうち割 光セットの方が最大額は大きいですが、実際に何円割引になるかはスマホのプランによって変わります。自分の契約プランが対象かどうかは、必ず公式サイトで確認してください。
なお、ドコモの新料金プラン「ahamo」はドコモ光セット割の対象外です。ahamoユーザーの場合は、別途「ahamo光」という選択肢もあります。

プロバイダとIPv6接続を比較
ドコモ光は複数の提携プロバイダから選べる仕組みで、タイプA・タイプBという区分があります。タイプAの方が月額がやや安く設定されており、選ぶ人の多くがタイプAを選択しています。
ソフトバンク光はプロバイダが「Yahoo! BB」に一本化されており、選ぶ手間がない代わりに選択肢はありません。
どちらもIPv6高速通信に標準で対応したプランが主流になっており、通信方式そのものでの優劣は小さくなっています。速度に関する体感差は、利用エリアや時間帯による影響の方が大きいのが実情です。夜間や休日に速度が落ちやすいのはどちらの回線にも共通する傾向なので、極端な速度差を期待して選ぶのはおすすめしません。
開通までの流れと工事の違い
ドコモ光、ソフトバンク光ともに、申し込みから開通までの流れは「申し込み→エリア確認・工事日調整→立会工事→開通設定」とほぼ同じです。マンションタイプで既に設備が入っている物件なら工事が簡易的に済むこともありますが、戸建てタイプは屋外・屋内配線の工事が必要になります。
どちらも他社光回線からの「転用」「事業者変更」であれば、新規契約より工事が不要になったり簡略化されたりするケースがあります。今のネット回線から乗り換える場合は、この点も申し込み時に確認しておくと手続きがスムーズです。
キャッシュバックと契約期間を比較
どちらの回線も、公式窓口より代理店経由の申し込みの方が高額なキャッシュバックが付くケースが一般的です。金額は時期によって変動するため、申し込み直前に窓口ごとの条件を比較することをおすすめします。
契約期間はどちらも2年契約が基本です。更新月以外に解約すると違約金が発生する点は共通なので、契約更新月をあらかじめメモしておくと安心です。特に一人暮らしは転勤や引っ越しのタイミングが読みにくいことも多いため、更新月をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと、うっかり違約金を払う事態を避けやすくなります。
結局どっちを選ぶべきか

ドコモユーザーならドコモ光
普段からドコモのスマホを使っているなら、ドコモ光を選ぶのが素直な結論です。セット割で毎月の負担が下がり、窓口も多いため申し込み先の選択肢も豊富です。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならソフトバンク光
ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを使っているなら、ソフトバンク光のおうち割 光セットの方が割引額が大きく設定されています。プロバイダ選びで迷いたくない人にも向いています。
どちらのキャリアでもない場合
auや格安SIMなど、どちらのセット割にも該当しない場合は、この2社にこだわらず他の光回線やホームルーターも含めて比較するのがおすすめです。auならauひかりやBIGLOBE光、格安SIMで縛りなしを重視するならおてがる光といったように、キャリアに合わせて候補を広げたほうが、結果的に毎月の負担を抑えやすくなります。

よくある質問
Q. ドコモ光とソフトバンク光、速度に大きな差はある? どちらもIPv6高速通信に対応したプランが主流で、通信方式そのものによる差は小さいです。体感速度はエリアや時間帯による影響が大きく出ます。
Q. スマホキャリアを乗り換えたら光回線も乗り換えるべき? セット割の恩恵を最大化したいなら、光回線もスマホに合わせて乗り換えるのが合理的です。ただし契約期間中の解約には違約金が発生する場合があるため、更新月を確認してから判断してください。
Q. ahamoユーザーはどちらを選ぶべき? ahamoはドコモ光セット割の対象外です。ahamoユーザー向けには別途「ahamo光」というプランが用意されているので、そちらも比較候補に入れるのがおすすめです。
Q. マンションと戸建てで結論は変わる? 2026年7月時点ではマンションタイプはソフトバンク光がわずかに安く、戸建てタイプはほぼ同額です。ただしソフトバンク光は戸建て1ギガプランの値上げが予定されているため、長期利用なら両社の最新料金を確認しておくと安心です。
Q. 他社回線からの乗り換えは面倒? 「転用」「事業者変更」という手続きを使えば、新規契約より工事が簡略化される場合があります。今の契約先が分かる書類(連絡番号など)を用意しておくと、申し込みがスムーズに進みます。
まとめ:セット割で選べば失敗しない
ドコモ光とソフトバンク光は、どちらも大手キャリア系の安心感がある光回線です。料金やプロバイダに大きな差はなく、選ぶ決め手はスマホとのセット割になります。細かい機能や速度の優劣で悩むよりも、自分のスマホキャリアという分かりやすい軸で判断したほうが、結果的に納得のいく選び方になります。
ドコモユーザーはドコモ光、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはソフトバンク光。まずは自分のスマホキャリアを軸に、契約前に最新の料金とキャンペーンを公式サイトで確認してみてください。
スマホキャリア別・タイプ別に光回線を選びたい方は「一人暮らしにおすすめの光回線を比較」もあわせてご覧ください。