賃貸で暮らしていると、「光回線は工事が必要だから面倒」「大家さんや管理会社に工事の許可を取るのが大変」と感じることがあると思います。そんなときに候補に挙がるのが、コンセントに挿すだけで使えるホームルーターです。

なかでも名前が挙がりやすいのが、縛りなしWiMAXの「5G CONNECT」と、ソフトバンクの「SoftBank Air」。どちらも工事不要という共通点がありますが、契約期間の縛りや月額料金、セット割の仕組みはまったく違います。

この記事では、5G CONNECTとSoftBank Airを実名で比較しながら、縛りの有無・月額・セット割・解約のしやすさという軸で、どちらがどんな人に向いているかを整理していきます。

5G CONNECTとSoftBank Airの根本的な違い

まず前提として、5G CONNECTとSoftBank Airは通信方式も契約の考え方も違います。5G CONNECTはWiMAXの電波を使うホームルーターで、端末をレンタルする「最新端末レンタルプラン」なら契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金は発生しません。

一方のSoftBank Airは、ソフトバンクの回線を使うホームルーターです。2021年7月以降の契約は「契約期間なしプラン」となっており、解約金自体は0円ですが、端末を分割払い(48回払い)で購入する形になるため、契約から48か月未満で解約すると端末代金の残債を一括で支払う必要があります。この「縛りはないが端末代は残る」という仕組みの違いが、選ぶうえで一番の分かれ目になります。

5G CONNECTとSoftBank Airを6項目で比較(2026年7月時点)

実名で比較してみます。

比較項目 5G CONNECT(縛りなしWiMAX) SoftBank Air
通信方式 WiMAX(最新端末レンタルプラン) ソフトバンク回線
月額料金の目安 5,250円(税込・レンタルプラン) 5,368円(税込・基本料金)
事務手数料 3,300円(税込・時期や窓口により変動、公式で要確認) 3,300円(税込)
契約期間の縛り なし なし(ただし端末は48回払い)
解約金 0円(返却処理手数料1,100円のみ) 0円(ただし端末残債が発生する場合あり)
セット割 対象キャリアのセット割なし おうち割 光セット(A)でソフトバンク・ワイモバイルのスマホが最大1,100円/月引き、家族10回線まで)
お試し・キャンセル 30日間のお試しモニターあり(対象プラン・条件は公式で要確認) 8日以内キャンセル制度あり

(2026年7月時点の目安。料金・キャンペーンは変動するため最新は各公式で確認してください)

ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っていてセット割を重視するならSoftBank Air、スマホのキャリアに関係なくシンプルに縛りなしで使いたいなら5G CONNECTという住み分けが見えてきます。

5G CONNECTが向いている人

とにかく縛りなしで身軽に使いたい人

5G CONNECTの最新端末レンタルプランは、契約期間の縛りがなく、解約時の違約金も0円です(端末の返却処理手数料1,100円のみ)。転勤や実家への帰省などで、いつ引っ越すか分からない一人暮らしの人にとって、「使わなくなったらすぐやめられる」という安心感は大きなメリットです。30日間のお試しモニター制度も用意されているため(対象プランや条件は公式サイトで確認が必要です)、まず自宅の電波状況を確かめてから本格的に使い続けるかどうかを判断しやすいのも安心です。

5G CONNECTのホームルーターを検討する一人暮らしの部屋のイメージ

SoftBank Airが向いている人

ソフトバンク・ワイモバイルのスマホを使っている人

SoftBank Airの強みは、なんといってもおうち割 光セット(A)です。ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っているなら、1回線あたり最大1,100円/月の割引が受けられ、家族10回線まで対象になります。スマホ代とセットで考えると、実質的な負担がぐっと下がる人も多いはずです。すでにソフトバンク系のスマホを使っていて、これから新しく回線を増やしたいと考えている人には有力な選択肢です。

全国的な知名度・サポート体制を重視する人

SoftBank Airはソフトバンクショップなど店舗でのサポートを受けやすく、初めてホームルーターを使う人でも相談先を見つけやすいのが安心材料です。「わからないことがあったら店頭で聞きたい」というタイプの人には向いています。

SoftBank Airの申し込みを検討するイメージ

「縛りなし」の中身が違うことに注意

5G CONNECTとSoftBank Airは、どちらも「契約期間の縛りがない」とうたっていますが、実際の解約のしやすさは同じではありません。5G CONNECTのレンタルプランは端末を借りている形なので、解約時に端末を返却すれば残債という考え方自体が発生しません。一方SoftBank Airは端末を分割で購入する形のため、解約金は0円でも、48か月に満たないうちに解約すると端末代金の残りを一括で払う必要があります。

「縛りなし」という言葉だけで比較せず、解約時に何が発生するのかまで確認しておくと、あとで想定外の出費に驚かずに済みます。工事が必要な光回線との違いをもう少し詳しく知りたい人は「光回線とホームルーターを比較」も参考にしてください。

結論:迷ったらこの軸で決める

最後に、判断のポイントをシンプルに整理します。

重視すること おすすめ
とにかく縛りなしで身軽に使いたい 5G CONNECT
まず試してから決めたい 5G CONNECT
ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割 SoftBank Air
店頭サポートの安心感 SoftBank Air

自分が使っているスマホのキャリアと、「解約するときに何が発生するか」の2つを先に整理すれば、5G CONNECTかSoftBank Airかの答えは自然と見えてきます。ほかの縛りなしサービスも比較したい人は「縛りなしWi-Fiのおすすめを比較」もあわせてチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 5G CONNECTとSoftBank Air、月額料金が安いのはどちらですか? 5G CONNECTの最新端末レンタルプランは月額5,250円(税込)、SoftBank Airの基本料金は月額5,368円(税込)です(2026年7月時点)。ただしSoftBank Airはキャンペーン適用で初月から24か月目まで月額4,950円になる場合があるなど、時期によって変わるため、申し込み前に最新の金額を公式サイトで確認してください。

Q. どちらも工事なしで使えますか? はい。5G CONNECTもSoftBank Airも、コンセントに挿すだけで使えるホームルーターのため、光回線のような開通工事は不要です。

Q. SoftBank Airは本当に縛りがないのですか? 2021年7月以降の契約は契約期間なしプランのため、解約金自体は発生しません。ただし端末を48回払いで購入する仕組みのため、48か月未満で解約すると端末代金の残債が一括請求される点には注意が必要です。

Q. 5G CONNECTはお試しできますか? 30日間のお試しモニター制度が用意されています。条件を満たせば返却処理手数料1,100円のみで解約でき、初期費用と月額料金が返金されます。対象となるプランや適用条件は申し込み前に必ず公式サイトで確認してください。

わん太
わん太のひとこと「縛りなし」って書いてあっても、中身が「違約金なし」なのか「端末代が別で残る」なのかは、意外と見落としがちなポイントだと思います。ソフトバンク系のスマホを使っているならSoftBank Airのセット割が効きますが、そうでないなら5G CONNECTのシンプルさの方が気楽に始められるはずですよ。

まとめ:セット割と解約条件で選ぼう

5G CONNECTとSoftBank Airは、どちらも工事不要で始められるホームルーターですが、「縛りなし」の中身と、セット割の有無という点で違いがあります。とにかく身軽に始めたい、まず試してから決めたいなら5G CONNECT、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとのセット割を活かしたいならSoftBank Airという住み分けです。

自分が使っているスマホのキャリアと、解約するときに何が発生するのか。この2つを最初に確認すれば、どちらを選ぶべきかは迷わず決められるはずです。


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