一人暮らしを始めるにあたって光回線を調べ始めたものの、「BIGLOBE光とおてがる光、名前は聞いたことがあるけど何が違うのか分からない」という人は多いと思います。どちらも大手キャリア系の光回線ではないぶん、比較サイトでの情報も限られていて、選びにくさを感じやすいテーマです。
BIGLOBE光は老舗プロバイダとしての実績とキャッシュバック、おてがる光は契約期間の縛りがないシンプルさが特徴で、実はまったく違うタイプの光コラボです。何を優先するかによって、向いている回線がはっきり分かれます。
この記事では、BIGLOBE光とおてがる光を月額・キャッシュバック・契約期間(縛りの有無)・v6プラス対応・セット割・サポートの軸で実名比較しながら、初めて光回線を選ぶ人でも迷わない選び方を解説します。
BIGLOBE光とおてがる光、根本的な違いはどこにあるか
まず前提として、BIGLOBE光もおてがる光も、NTTの光回線設備を使う「光コラボレーション」というグループに属しています。回線の実体そのものは共通ですが、成り立ちとビジネスモデルが違います。
BIGLOBE光は、プロバイダとして長い歴史を持つBIGLOBEが提供するサービスで、au・UQ mobileのセット割や窓口経由のキャッシュバックに強みがあります。一方のおてがる光は、契約期間の縛りをなくし、月額料金の安さそのものを前面に打ち出した比較的新しいタイプの光コラボです。「老舗の安心感とセット割」を取るか、「縛りなしと分かりやすい安さ」を取るかが、この2社を分ける一番の軸になります。
BIGLOBE光とおてがる光を6項目で比較(2026年7月時点)
実名で比較してみます。どちらも工事が必要な光コラボですが、条件はかなり異なります。
| 比較項目 | BIGLOBE光 | おてがる光 |
|---|---|---|
| 月額料金(マンション) | 4,378円(1ギガ3年プラン) | 3,608円 |
| 月額料金(戸建て) | 5,478円(1ギガ3年プラン) | 4,708円 |
| 契約期間・違約金 | 3年(主要プランは3年契約が前提) | 縛りなし・解約金0円 |
| セット割 | auスマートバリュー・UQ mobile自宅セット割 | なし |
| キャッシュバック・特典 | 窓口によっては数万円規模の還元あり | 月額料金の安さ重視で還元は控えめ |
| v6プラス(IPv6) | 標準対応・追加料金なし | 対応(月額165円、無料キャンペーン時期あり) |
| サポート | 老舗プロバイダとしての実績あり | 新しめのサービスでシンプルな窓口対応 |
(2026年7月時点の目安です。料金・キャンペーンは変動するため、申し込み前に必ず各公式サイトで最新条件を確認してください)
単純な月額だけを比べるとおてがる光のほうが安く、契約の縛りもありません。一方でau・UQ mobileのスマホを使っている人がBIGLOBE光のセット割を使うと、スマホ代の割引で実質的な負担が逆転する可能性があります。
BIGLOBE光が向いている人
au・UQ mobileのスマホを使っている人
BIGLOBE光最大の強みは、au・UQ mobileのセット割に対応していることです。auスマートバリューなら最初の2年間で月額1,027円〜2,200円程度、UQ mobile自宅セット割なら月638円〜1,100円の割引が受けられます。同一世帯なら最大10回線まで組み合わせ可能なので、家族分をまとめて割引できる可能性もあります。
まとまったキャッシュバックを重視する人
申し込み窓口によっては、数万円規模のキャッシュバックが用意されていることがあります。窓口ごとに金額や受け取り条件が異なるため、複数の窓口を比較してから申し込むのがおすすめです。
安さの裏:セット割の適用には光電話(月額550円)への加入が条件になることがあり、主要プランは3年契約が前提です。短期間での引っ越し予定がある人は注意してください。詳しくは「BIGLOBE光の評判レビュー」でも解説しています。

おてがる光が向いている人
引っ越しの予定が読めない・契約に縛られたくない人
おてがる光の最大の強みは、契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が0円という点です。一人暮らしは転勤や実家帰りなど、住む場所が変わりやすいものなので、この身軽さは思っている以上に安心材料になります。初めて光回線を契約する人にとっても、料金体系がシンプルで分かりやすいのは大きなメリットです。
スマホセット割よりシンプルな安さを優先したい人
BIGLOBE光のようなセット割はありませんが、その分マンション3,608円・戸建て4,708円という業界最安水準の月額料金になっています。ドコモ・ソフトバンクのスマホを使っていてBIGLOBE光のセット割対象外の人にとっても、単体の料金として比較しやすいのが利点です。より詳しい仕組みは「光回線とは?基本を解説」も参考にしてください。
安さの裏:工事費22,000円は分割払いが基本で、実質無料キャンペーンは早期解約すると残債が一括請求される条件つきです。詳しくは「おてがる光の評判レビュー」でも解説しています。

初心者が失敗しないための選び方
光回線が初めての人がまず確認すべきは、「自分が使っているスマホのキャリア」と「今の部屋にどれくらい住む予定か」の2点です。au・UQ mobileのスマホを使っていて、数年は同じ部屋に住む予定があるなら、セット割の恩恵が大きいBIGLOBE光が有力候補になります。反対に、スマホのキャリアがドコモ・ソフトバンクだったり、引っ越しの予定が読めなかったりする場合は、縛りのないおてがる光のほうがリスクを抑えられます。
「セット割で下げる」か「そもそも安く・自由にする」かという発想の違いを理解しておくと、名前だけで選んで後悔することを避けやすくなります。他の格安光コラボと合わせて比較したい人は「格安光コラボおすすめランキング5選」も参考にしてください。
よくある質問
Q. BIGLOBE光とおてがる光、月額が安いのはどちらですか? 単純な月額料金ではおてがる光のほうが安く設定されています。ただしau・UQ mobileのスマホを使っている場合、BIGLOBE光のセット割を適用すると実質負担が逆転する可能性があります。
Q. おてがる光は本当に違約金がかかりませんか? 契約期間の縛りがなく、解約違約金は0円です。ただし工事費を分割払いにしている場合、早期解約だと工事費の残債が請求されることがあるので確認しておきましょう。
Q. BIGLOBE光のセット割はドコモやソフトバンクのスマホでも使えますか? いいえ。BIGLOBE光のセット割はau・UQ mobile向けです。ドコモ・ソフトバンクのスマホを使っている場合、この記事で紹介したセット割は利用できません。
Q. どちらもv6プラス(IPv6)には対応していますか? はい。BIGLOBE光は標準対応で追加料金がかからず、おてがる光もIPv6オプション(月額165円、無料キャンペーン時期あり)に対応しています。

まとめ:スマホキャリアと引っ越し予定で決めよう
BIGLOBE光とおてがる光は、どちらも光コラボですが、目指している方向性がまったく違います。au・UQ mobileのセット割とキャッシュバックを活かしたいならBIGLOBE光、契約に縛られず分かりやすい安さを重視したいならおてがる光、という住み分けです。
自分が使っているスマホのキャリアと、今の部屋に住む予定の長さ。この2つを最初に整理すれば、初めて光回線を選ぶ人でも迷わず答えを出せるはずです。