一人暮らしで光回線を申し込むとき、料金やスピードだけでなく「困ったときに助けてもらえるか」が気になる人は多いのではないでしょうか。ONU(回線終端装置)やルーターの配線、Wi-Fiの初期設定は、パソコンやネットに慣れていないと意外とつまずきやすい作業です。
この記事では、ドコモ光とBIGLOBE光を、電話・チャットの窓口、訪問での設定サポート、ルーターのレンタルという「つまずいたときの受け皿」の軸で比較します。サポートの手厚さは「制度としてあるかどうか」で判断するのが確実で、この記事でもその視点だけを扱います。
読み終える頃には、自分の場合はどちらの受け皿が合っているか判断できるようになっているはずです。
この記事の結論
- ドコモ光は電話・チャットともに窓口があり、訪問サポートも用意されている(料金や無料特典は選ぶプロバイダで変わる)
- BIGLOBE光も電話・AIチャット・訪問サポートを備え、リモートサポートなど設定を手伝ってもらえるオプションが用意されている
- 「訪問して手伝ってほしい」まで含めて考えるなら、事前に訪問サポートの有無と料金を公式サイトで確認しておくと安心
- ルーターを自分で用意したくない人は、レンタルの有無も申し込み前にチェックしておく
そもそも「サポートで選ぶ」とはどういうことか
光回線の申し込みから開通までには、①回線工事の立ち会い、②ONUとルーターの配線、③Wi-Fiの初期設定という3つの山場があります。多くの人は自分で説明書を見ながら進められますが、「配線が合っているか不安」「Wi-Fiのパスワードをどこで確認するか分からない」といった場面で、電話やチャットで相談できる窓口があるかどうかは安心感が大きく変わります。
たとえるなら、光回線選びは「引っ越し先の家電を自分で組み立てるか、設置まで手伝ってもらえる店で買うか」の違いに近いものです。値段だけを見ると同じように見えても、困ったときに頼れる先があるかどうかは、実際に使い始めてから効いてきます。
この記事では、サポートが「手厚いかどうか」を主観で評価するのではなく、電話窓口・チャット窓口・訪問サポート・ルーターレンタルが公式に制度として用意されているかどうかだけを、ドコモ光とBIGLOBE光で比較します。
サポート体制を比較表で見る
代表的な窓口を並べてみます。
| 比較項目 | ドコモ光 | BIGLOBE光 |
|---|---|---|
| 電話サポート | インフォメーションセンター 9:00〜20:00・365日受付(故障の相談は113センターが24時間365日対応) | カスタマーセンター 9:00〜18:00・365日受付 |
| チャットサポート | 24時間対応の自動チャット「おたすけロボット」あり | 24時間対応のAIチャット「びっぷる」あり(内容によりオペレーター対応、対応時間は9:00〜21:00) |
| 訪問サポート(初期設定サポート) | 制度としてあり。ドコモの基本訪問料金は6,600円〜。契約時に選ぶプロバイダによっては初回無料の特典がある場合も | 制度としてあり。有料の訪問サポートメニューが用意されている(金額は公式サイトで要確認) |
| リモートサポート | 制度としてあり。ドコモ公式の「ネットトータルサポート」(月額550円・初回31日間無料) | 制度としてあり。BIGLOBE自社の「お助けサポート+」(月額742円・新規申込で最大2か月無料) |
| Wi-Fiルーターレンタル | ドコモから直接借りる場合は地域や無線LAN利用の有無で月額料金が変わる。プロバイダ経由で無料レンタル特典があることも | 制度としてあり。有料オプションとしてレンタルが用意されている(金額は公式サイトで要確認) |
| 月額料金(マンション・1ギガ・目安) | 4,400円 | 4,378円 |
| 月額料金(戸建て・1ギガ・目安) | 5,720円 | 5,478円 |
(2026年7月時点の目安。料金・サポート内容の詳細は変動するため、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください)
どちらも電話・チャット・訪問サポートという3つの窓口が制度として用意されている点は共通しています。違うのは、ドコモ光は契約時に選ぶプロバイダによって訪問サポートやルーターレンタルの無料特典の有無が変わりやすいのに対し、BIGLOBE光は自社の窓口として一本化されている点です。金額や無料回数は変わりやすいため、具体的な数字は必ず公式サイトで確認してください。

サポート以外の違いも押さえておく
ドコモ光は申し込み時にプロバイダを選ぶ形式のサービスです。そのため訪問サポートやルーターレンタルの無料特典は、選ぶプロバイダによって内容が変わります。窓口が複数あることで選択肢は広がりますが、その分「どのプロバイダを選ぶか」で受けられるサポートが変わる点は覚えておく必要があります。回線そのものの仕組みを知っておきたい人は「光工事の流れ」もあわせてご覧ください。
BIGLOBE光は窓口が一本化されているぶん、サポート内容を確認しやすいのが特徴です。電話・チャットに加えて、訪問サポートやリモートサポートといった有料オプションも自社サービスとしてまとまっています。契約期間や解約条件が気になる人は「違約金・乗り換えのベストなタイミング」も参考にしてください。
あなたに合うのはどれ?
ここまでの内容を踏まえて、タイプ別に整理します。
あなたが設定をできるだけ人に手伝ってもらいたいなら、プロバイダ選択の幅が広く訪問サポートの選択肢も多いドコモ光が合います。理由は、複数のプロバイダの中から訪問サポートの条件がよいところを比較して選べるからです。
一方で、プロバイダ選びまで含めて検討するのが面倒な人や、窓口を一本化してシンプルに把握したい人にはドコモ光は向きません。その場合は、自社の窓口にサポートがまとまっているBIGLOBE光の方が分かりやすい選択になります。他の光回線とあわせて検討したい人は「一人暮らしにおすすめの光回線を比較」も参考にしてください。
申し込み前のチェック
契約する前に、次の4点を確認しておくと後悔しにくくなります。
- 対応エリア:ドコモ光・BIGLOBE光ともに提供エリアは広いですが、建物の設備状況は事前に確認しておく
- 実質料金:月額料金に加えて、訪問サポートやルーターレンタルなどのオプション費用を含めた総額で比較する
- 速度や制限:混雑時間帯の速度は接続方式やプランによって変わることがあるため、契約前に確認しておく
- 解約条件:2022年7月の法改正以降、違約金の上限は月額1か月分までですが、工事費の残債は別途請求される場合がある
あなたが窓口を一本化してシンプルに把握したいなら、自社サポートにまとまっているBIGLOBE光が向いています。理由は、電話・チャット・訪問サポート・レンタルの窓口をひとつのサイトで確認できるからです。

プロバイダ選びまで比較するのが面倒な人には、窓口が一本化されたBIGLOBE光が合います。今の自分がどこまで手間をかけられるかで選んでみてください。
よくある質問
訪問サポートは無料で使えますか?
どちらの回線も、訪問サポートは基本的に有料メニューとして用意されています。プロバイダや加入時期によっては初回無料の特典が用意されている場合もあるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
チャットサポートだけで設定は完了しますか?
簡単な質問であればチャットで解決することもありますが、配線トラブルなど込み入った内容は電話や訪問サポートの案内につながることがあります。
ルーターは必ず自分で用意する必要がありますか?
どちらの回線もルーターのレンタルが制度として用意されています。無料になるかどうかはプロバイダやキャンペーンによって変わるため、公式サイトで確認してください。
サポートの手厚さはどちらが上ですか?
この記事では「制度としてあるかないか」だけを比較しており、対応の質については断定していません。実際の使い勝手が気になる場合は、契約前に電話やチャットで一度問い合わせてみることをおすすめします。

まとめ
ドコモ光とBIGLOBE光は、どちらも電話・チャット・訪問サポートの窓口を制度として備えています。違うのは、ドコモ光はプロバイダ選択によってサポート内容の幅が広がる一方で選ぶ手間があること、BIGLOBE光は窓口が一本化されていて把握しやすいことです。設定に不安がある人は、契約前にそれぞれの公式サイトで訪問サポートやルーターレンタルの最新条件を確認してから選んでください。