光回線を比較していると、「あまり聞き慣れないけどイツキ光は安いらしい」という話と、「GMOとくとくBB経由でソフトバンク光を申し込むとお得らしい」という話の両方を目にすることがあるのではないでしょうか。どちらも一人暮らしに人気の選択肢ですが、料金の作り方も割引の仕組みもかなり違います。
この記事では、イツキ光とGMOとくとくBB(ソフトバンク光)を、料金・セット割・IPv6対応という3つの軸で比較します。無駄な機能を削って安くするか、セット割で相殺するかという発想の違いが分かると、選びやすくなるはずです。
読み終える頃には、自分の使い方にどちらが合うか判断できるようになっているはずです。
この記事の結論
- イツキ光はv6プラスが標準対応で、オプション追加なしに無駄のない料金で使える
- GMOとくとくBB(ソフトバンク光)はおうち割 光セットが使え、キャンペーンも用意されているが窓口経由の申し込みになる
- スマホとのセット割を使わないならイツキ光のシンプルさが有利
- ソフトバンクのメインプランを使っている人はGMOとくとくBB経由の申し込みでセット割を活かせる
イツキ光とGMOとくとくBB(ソフトバンク光)、そもそも何が違うのか
イツキ光は、必要な機能を絞り込んで料金を抑えた光コラボです。v6プラスという高速なIPv6接続方式を標準対応にしているため、追加オプションを付けなくても最初から快適な接続方式で使えるのが特徴です。
一方のGMOとくとくBB(ソフトバンク光)は、ソフトバンク光そのものを、GMOとくとくBBという代理店窓口経由で申し込む形です。回線自体はソフトバンク光と同じですが、窓口独自のキャンペーンが用意されていることがあります。たとえるなら、イツキ光は「必要な装備だけを最初から積んだシンプルな車」、GMOとくとくBB経由のソフトバンク光は「同じ車種を、特典付きの販売店で買う」ような違いです。
料金・v6プラス対応を比較表で見る
代表的な条件を並べてみます。
| 比較項目 | イツキ光 | ソフトバンク光(GMOとくとくBB経由) |
|---|---|---|
| 月額料金(マンション) | 4,180円 | 4,180円 |
| 月額料金(戸建て) | 5,280円 | 5,720円 |
| 事務手数料 | 4,378円 | 4,950円 |
| v6プラス(IPv6) | 標準対応 | 対応(窓口で設定確認が必要な場合あり) |
| セット割 | なし | おうち割 光セットあり(対象プラン・指定オプション加入が条件) |
| 10ギガプラン | 用意なし | 6,380円(別途HGW利用料550円) |
(2026年7月時点の目安。料金・キャンペーンの詳細は変動するため、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください)
月額料金だけを比べるとマンションタイプはほぼ横並びですが、戸建てタイプではイツキ光の方が安く、さらにソフトバンク光は2026年12月に戸建ての値上げが予定されています。長く同じ部屋に住む予定なら、この先の料金変動も含めて考えたほうがよいでしょう。なお、GMOとくとくBB経由の申し込みで案内されるキャッシュバックは時期や条件で金額が変わるため、具体額は必ず公式サイトで確認してください。

サポート・契約条件など料金以外の違い
料金以外にも、申し込み窓口やセット割の条件に違いがあります。
イツキ光はv6プラスが標準対応のため、開通後にわざわざIPv6の追加オプションを申し込む手間がありません。余計な追加手続きをしたくない人には扱いやすいサービスです。契約前には、光回線全体の仕組みを知っておくと安心です。「IPv6・v6プラスとは?」もあわせてご覧ください。
GMOとくとくBB(ソフトバンク光)は、代理店窓口経由での申し込みになるため、キャンペーン内容や手続きの流れが公式直販とは異なる場合があります。おうち割 光セットを使うには、対象のスマホプランと指定オプションへの加入が条件になる点はソフトバンク光と共通です。契約期間や解約条件は「違約金・乗り換えのベストなタイミング」も参考にしてください。
あなたに合うのはどれ?
ここまでの内容を踏まえて、タイプ別に整理します。
あなたがソフトバンクのメインプランを使っていて、指定オプションの条件を満たせるなら、おうち割でトータル負担を下げられるGMOとくとくBB(ソフトバンク光)が合います。理由は、スマホ代の割引まで含めるとイツキ光との料金差が縮まりやすいからです。
一方で、ソフトバンク以外のキャリアを使っている人や、セット割の条件を満たせない人にはGMOとくとくBB経由のソフトバンク光は向きません。その場合は、v6プラス標準対応で無駄のないイツキ光の方が結果的にシンプルで分かりやすい選択になります。他の光回線と合わせて検討したい人は「一人暮らしにおすすめの光回線を比較」も参考にしてください。
申し込み前のチェック
契約する前に、次の4点を確認しておくと後悔しにくくなります。
- 対応エリア:イツキ光・ソフトバンク光ともに提供エリアは広いですが、建物の設備状況は事前に確認しておく
- 実質料金:イツキ光は事務手数料込みの初期費用、ソフトバンク光はオプション加入込みの実質負担を確認する
- 速度や制限:v6プラスなどのIPv6接続方式に対応しているかどうかで、混雑時間帯の体感速度が変わることがある
- 解約条件:2022年7月の法改正以降、違約金の上限は月額1か月分までですが、工事費の残債は別途請求される場合があります
あなたがセット割にこだわらず、余計なオプション手続きを避けたいなら、v6プラス標準対応のイツキ光が向いています。理由は、追加のIPv6オプションを申し込む手間がなく、料金体系もシンプルだからです。

ソフトバンクのメインプランを持っていない人、手続きをできるだけシンプルにしたい人にはイツキ光が合います。今の自分のスマホの契約状況と照らし合わせて選んでみてください。
よくある質問
イツキ光にセット割はまったくありませんか?
2026年7月時点では、大手キャリア連動のセット割は用意されていません。v6プラス標準対応と料金のシンプルさで勝負しているサービスと考えてください。
GMOとくとくBB経由でソフトバンク光を申し込むと料金は変わりますか?
基本の月額料金はソフトバンク光と同じです。窓口独自のキャンペーン内容が異なる場合があるため、申し込み前に条件を確認しましょう。
v6プラスに対応していないと何が困りますか?
夜間などの混雑時間帯に速度が落ちやすくなることがあります。イツキ光は標準対応のため、追加の申し込みをしなくても最初から利用できます。
ソフトバンク光は今後値上げしますか?
戸建てタイプは2026年12月に月額料金の改定が予定されています。長く使う前提であれば、この点もふまえて比較するとよいでしょう。
結論:タイプ別おすすめ
- ソフトバンクのメインプランを使い、指定オプションの条件を満たせる人 → GMOとくとくBB(ソフトバンク光)。おうち割込みでトータル負担が下がりやすい
- セット割にこだわらず、手続きをシンプルにしたい人 → イツキ光。v6プラス標準対応で無駄がない
- 長く同じ部屋に住む予定で、戸建てタイプを検討している人 → イツキ光。将来の値上げ予定もふまえて比較しておくと安心

まとめ
イツキ光とGMOとくとくBB(ソフトバンク光)は、どちらも一人暮らしに人気の選択肢ですが、v6プラス標準対応の無駄のなさと、おうち割によるセット割の強さという、目指す方向が違うサービスです。セット割の条件を満たせるならGMOとくとくBB経由のソフトバンク光、手続きをシンプルに保ちたいならイツキ光と考えると整理しやすいはずです。契約前には、この記事の比較表とあわせて各社公式サイトの最新の料金・条件も確認してください。