急な転勤の辞令が出て、まず頭をよぎったのが「今使っているドコモ光、次の家でも使えるのか」ということではないでしょうか。引っ越しの準備だけでも荷造り・退去手続き・転入届と目が回るほど忙しいのに、ネット回線の手続きまで後回しにしていると、新居に着いた初日からWi-Fiが使えないという事態になりかねません。

ドコモ光は、今の契約を新居に引き継ぐ「移転」という手続きを使えば、解約して新規契約し直すより手間も費用も抑えられるケースが多いサービスです。ただし、移転先のエリアや建物のタイプによっては工事が必要になったり、開通まで数週間かかったりすることもあります。

この記事では、ドコモ光の引っ越し手続きの流れと申し込み窓口、移転にかかる費用の目安、解約して新規契約する場合との比較、開通までの空白期間の埋め方、引っ越し前にやることチェックリストまで、時系列に沿って解説します。

この記事の結論

ドコモ光の引っ越し(移転)手続きの流れ

ドコモ光の引っ越し手続きは、正式には「移転」と呼ばれます。今の契約はそのままに、利用場所だけを新居に切り替える仕組みで、新規契約とは異なり事務手数料が抑えられるのが特徴です。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 引っ越し先の住所とエリアを確認し、ドコモ光が提供エリア内か調べる
  2. 「ドコモオンライン手続き」(Web)、電話、またはドコモショップ/d gardenで移転を申し込む
  3. 工事が必要な場合は、立ち会い日時を調整する
  4. 新居で開通工事(または設定変更)を行い、利用を再開する

申し込み窓口は主に3つです。Webのオンライン手続きなら24時間好きなタイミングで申し込めるため、日中忙しい人にも向いています。工事の要不要や日程調整で不安がある場合は、電話やドコモショップで相談しながら進めるほうが安心です。

引っ越し先が決まったら、できるだけ早く移転の申し込みをすることが何より重要です。特に工事が必要なタイプの場合、繁忙期(3〜4月など)は予約が埋まりやすく、希望日に開通できないこともあります。

ドコモ光の引っ越し手続きの流れを時系列で示したイメージ

移転にかかる費用(2026年7月時点)

移転の費用は、移転事務手数料と工事料の2つで構成されます。工事の有無や内容によって金額が変わるため、目安を表にまとめました。

項目 金額(税込) 備考
移転事務手数料 2,200円 移転手続き自体にかかる基本料金
工事料(派遣工事なし) 3,300円 屋内の工事が不要なケース
工事料(派遣工事あり・エリア内移転) 11,000円 同一エリア内の移転で配線工事が必要なケース
工事料(派遣工事あり・エリア変更) 22,000円 別エリアへの移転で配線工事が必要なケース

工事料は、新居の建物にすでに光回線設備が整っているか、ドコモ光10ギガ/ahamo光10ギガなどのサービスを利用しているかによって変わります。派遣工事が発生するかどうかは、申し込み時の確認や工事担当者の判断で決まるため、正確な金額は申し込み時にドコモ側から案内される内容で確認してください。

なお、時期によってはドコモ光の移転申し込みでdポイントが進呈されるキャンペーンが実施されることがあります。キャンペーン内容は変動するため、申し込み時に公式サイトで最新の内容を確認するのがおすすめです。

移転と「解約→新規契約」、どちらが得か

引っ越し先でもドコモ光を使う場合、選択肢は大きく2つあります。

比較項目 移転 解約→新規契約
事務手数料 2,200円(税込) 契約事務手数料がかかる(プランにより異なる)
契約期間 継続(リセットされない) 新規契約としてカウントされ直す
キャンペーン特典 移転向けの特典が対象になる場合がある 新規向けの高額特典を受けられる場合がある
手続きの手間 比較的シンプル 解約と新規の2つの手続きが必要

多くの場合は移転のほうが手数料を抑えられ、契約期間もリセットされないため無難です。ただし、新規契約向けのキャッシュバックや特典のほうが大きい時期は、一度解約して新規で申し込み直すほうがトータルでお得になるケースもあります。特典の内容は時期によって変わるため、引っ越しのタイミングで両方の特典内容を比較検討してみるとよいでしょう。

また、引っ越し先がドコモ光の提供エリア外だったり、建物の設備上ドコモ光が使えなかったりする場合は、移転自体ができません。その場合は解約のうえ、別の回線を新規契約する必要があります。

開通までの期間と空白期間のつなぎ方

移転の申し込みから新居での開通までは、工事の有無や混雑状況によって数日〜数週間かかるのが一般的です。特に引っ越しシーズン(3〜4月)は工事の予約が集中しやすく、希望通りの日程で開通できないこともあります。

新居に入居してからネットが使えるまでの空白期間は、次のような方法でつなぐのが現実的です。

在宅ワークで毎日ネットが必須の人や、荷解きと並行してオンライン手続きを進めたい人は、開通までの数日〜数週間をモバイルWi-Fiのレンタルでつなぐのがもっとも負担が少ない方法です。1日単位でレンタルできるサービスを使えば、開通日が決まり次第すぐに返却できるため、無駄なく空白期間を埋められます。

開通までの空白期間をモバイルWi-Fiでつなぐイメージ

引っ越し○日前にやることチェックリスト

引っ越し前後でバタバタしないよう、時系列でやることを整理しておきましょう。

引っ越しが決まったらすぐ

引っ越しの2〜3週間前まで

引っ越しの前日まで

引っ越し当日〜開通後

一人暮らしで引っ越しが決まると、荷造りや退去立ち会い、転出・転入届と、やることが一気に押し寄せてきます。ネット回線の手続きはつい後回しにしがちですが、工事が必要な場合は数週間前の予約が必須なので、引っ越し先が決まった段階で早めに動いておくと、新居についてすぐ「ネットがつながらない」と焦らずに済みます。

わん太
わん太のひとこと引っ越しって決まった瞬間はやることが多すぎて、ネットの手続きは後回しになりがちですよね。でも工事が必要なタイプだと予約がすぐ埋まるので、住所が決まったらまず移転の申し込みだけ先に済ませておくのがおすすめです。開通まで空きそうなときは、無理せずモバイルWi-Fiで一時しのぎするのも一人暮らしの知恵だと思います。

まとめ:早めの申し込みと空白期間対策がカギ

ドコモ光の引っ越し手続きは、多くの場合「移転」を使えば今の契約のまま新居でも利用を続けられます。費用は移転事務手数料2,200円と工事料(3,300円〔派遣なし〕〜11,000円〔派遣あり・エリア内〕〜22,000円〔派遣あり・エリア変更〕、いずれも税込・2026年7月時点)が目安ですが、エリアや建物の条件によっては解約して新規契約したほうが得な場合もあるので、キャンペーン内容もあわせて比較してみてください。

工事の予約は混み合う時期があるため、引っ越しが決まったらできるだけ早く申し込みを済ませ、開通までに空白期間が出そうならモバイルWi-Fiのレンタルでつなぐのが安心です。

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