工事がいらず、コンセントに挿すだけで使えるホームルーター。便利な反面、「ずっとつけっぱなしだけど、電気代ってどれくらいかかるんだろう」と気になったことはありませんか。一人暮らしだと、ちょっとした固定費の積み重ねが家計に効いてくるので、無視できないポイントです。
先に結論を言うと、ホームルーターの電気代は月に200円前後が目安で、家計を圧迫するほどではありません。とはいえ、仕組みを知っておくと安心して使えますし、ちょっとした工夫でさらに抑えることもできます。この記事では、ホームルーターの電気代の目安と、無理のない節約のコツを説明します。
ホームルーターの電気代は月200円前後

まず気になる金額から。ホームルーターの消費電力は、機種にもよりますがおおよそ10〜25ワット(W)ほどです。これをもとに1日中つけっぱなしにした場合の電気代を計算すると、月に200円前後におさまることが多いです。
たとえば、消費電力が大きめのホームルーターを1日12時間ほど使った場合でも、月の電気代はおよそ200〜250円程度。消費電力が小さい機種なら、月200円を切ることもあります。1日あたりにすると数円から十円ほどなので、缶ジュース1本ぶんもいかない計算です。固定費としては、かなり軽い部類だといえます。
工事不要のWi-Fi全体の選び方から知りたい人は工事不要Wi-Fiおすすめ比較もあわせてどうぞ。
機種ごとの電気代の目安
ホームルーターは機種によって消費電力が違うので、電気代も少し変わります。代表的な目安を表にまとめました。
| 消費電力の目安 | 1日12時間の電気代(月) | 1日中つけっぱなし(月) |
|---|---|---|
| 約10W(省電力タイプ) | 約100円前後 | 約200円前後 |
| 約18W(標準タイプ) | 約180円前後 | 約350円前後 |
| 約25W(高性能タイプ) | 約240円前後 | 約480円前後 |
電気代は「消費電力×使う時間×電気の単価」で決まります。電気の単価を1kWhあたり約30円として計算した、おおまかな目安です。つけっぱなしの時間が長いほど電気代は増えますが、それでも高性能タイプを24時間動かして月500円弱。多くの人は留守の間や寝ている間も含めて使うので、実際には表の中間あたりに落ち着くことが多いです。
電気の単価や使い方で金額は変わるので、あくまで目安として見てください。ホームルーターの機種選びそのものはホームルーター3社比較で詳しく紹介しています。
光回線やポケット型Wi-Fiと比べると?

「ほかの回線と比べてどうなの」というのも気になりますよね。ざっくり比べると、次のようになります。
| 回線タイプ | 電気代の傾向 |
|---|---|
| ホームルーター | 月200円前後 |
| 光回線(ルーター・ONU) | 同じくらい〜やや高め |
| ポケット型Wi-Fi | バッテリー駆動で充電のみ・ごく少額 |
光回線も、ルーターや終端装置(ONU)をつけっぱなしにするので、電気代はホームルーターと同じくらいか、機器が増えるぶん少し高くなることもあります。持ち運べるポケット型Wi-Fiは、充電するだけなのでいちばん電気代が小さいです。とはいえ、どのタイプも月に数百円の世界なので、電気代だけで回線を選ぶ必要はありません。回線選びは、速度や容量、料金を中心に考えるのがおすすめです。タイプの違いはホームルーターとポケット型Wi-Fiの違いで確認できます。
電気代を無理なく抑えるコツ
電気代はもともと小さいですが、それでも少しでも抑えたい人のために、無理のない節約のコツを紹介します。
- 長期で家を空けるときは電源を切る(旅行や帰省のとき)
- 使わない時間帯が決まっているなら、その間だけ切る
- 電気の契約プランを見直して、単価そのものを下げる
ただし、こまめに切りすぎると、つなぎ直しに時間がかかって不便になることもあります。電気代の節約効果は月に数十円ほどなので、毎日のオンオフでストレスをためるより、長期の留守のときだけ切るくらいがちょうどいいバランスです。電気代より、通信費そのものを見直すほうが節約効果は大きいことが多いので、一人暮らしの通信費を安くするコツもあわせてどうぞ。
つけっぱなしでも大丈夫?
「ずっとつけっぱなしで故障しないか」「火事にならないか」と心配する人もいます。ホームルーターは基本的につけっぱなしで使うことを前提に作られているので、通常の使い方なら過度に心配する必要はありません。
ただし、ほこりがたまったコンセントまわりや、熱がこもる場所での使用は避けましょう。風通しのいい場所に置き、ときどきホコリを払うくらいの気づかいをしておけば安心です。電波の入りもよくなるので、置き場所は意外と大事です。置き場所のコツはホームルーターの置き場所で速度が変わるで詳しく解説しています。
電気代以外に見落としがちな固定費
電気代は月200円前後と小さいですが、ホームルーターを使ううえでは、電気代以外にも毎月・最初にかかるお金があります。トータルで考えておくと、契約後に「思ったよりかかる」と感じずに済みます。
見落としがちなのが、端末代と事務手数料です。端末を分割で買う場合、その料金が月額に上乗せされます。契約時には事務手数料もかかります。これらは電気代よりずっと大きい金額なので、固定費を抑えたいなら、こちらに注目するほうが効果的です。電気代の数十円を気にするより、月額プランや端末代を見直すほうが、家計へのインパクトは大きくなります。
| かかるお金 | 目安 |
|---|---|
| 電気代 | 月200円前後 |
| 月額料金 | プランによる(数千円) |
| 端末代 | 分割なら月額に上乗せ |
| 事務手数料 | 契約時に数千円 |
こうして並べてみると、家計に効いてくるのは電気代より月額料金や端末代だとわかります。通信費全体をどう抑えるかは一人暮らしの通信費を安くするコツにまとめているので、電気代とあわせて家計全体で見直すと、無駄なく節約できます。
よくある質問
Q. ホームルーターの電気代は1か月いくらですか? A. 機種や使う時間によりますが、目安は月200円前後です。高性能な機種を24時間動かしても、月500円弱ほどにおさまることが多いです。
Q. つけっぱなしと、こまめに消すのはどちらが得ですか? A. 電気代の差は月に数十円ほどです。こまめに消すとつなぎ直しの手間がかかるので、長期の留守のとき以外はつけっぱなしで問題ありません。
Q. 光回線よりホームルーターのほうが電気代は高いですか? A. どちらも月に数百円の世界で、大きな差はありません。電気代で回線を選ぶ必要はないと考えて大丈夫です。
Q. 電気代を確実に減らすには? A. ルーターのオンオフより、電気の契約プランそのものを見直すほうが効果は大きいです。通信費の見直しとあわせて家計全体で考えるのがおすすめです。
まとめ:電気代は月200円前後、気にしすぎなくてOK
ホームルーターの電気代は、機種や使う時間によりますが、月200円前後が目安です。高性能な機種を1日中つけっぱなしにしても月500円弱ほどで、家計を圧迫するような金額ではありません。光回線と比べても大きな差はなく、どのタイプも月に数百円の世界です。
節約したいなら、長期で家を空けるときに電源を切るくらいで十分。毎日こまめにオンオフするより、つなぎ直しの手間を考えるとつけっぱなしのほうが快適です。電気代を気にするより、通信費そのものや電気の契約プランを見直すほうが、節約効果はずっと大きくなります。
なお、電気の単価や機種の消費電力は変わることがあります。この記事は2026年6月時点の一般的な目安なので、正確な金額はお使いの電気料金で計算してくださいね。