あと一歩で勝てる、という肝心な場面で画面がカクッと止まり、気づけばやられている。あるいは大事なレイドの最中に、回線がぷつりと落ちる。あの瞬間の「うわぁ…」というストレスは、ゲーム好きなら誰でも一度は経験があると思います。
ゲームを快適に遊びたいなら、回線選びはかなり重要です。そして結論から言うと、本気でゲームをするなら光回線が基本です。この記事では、なぜ光回線なのか、賃貸で工事ができない場合はどうするか、を整理します。
ゲームで大事なのは「速度」より「ping(応答速度)」
意外に思うかもしれませんが、オンラインゲームで一番大事なのは「○○Mbpsの速さ」ではありません。大事なのはping(ピング)=応答速度の速さと安定です。
pingは、自分の操作がサーバーに届いて返ってくるまでの時間のこと。これが小さい(速い)ほど、ボタンを押した瞬間にキャラが反応します。逆にpingが大きい・不安定だと、ワンテンポ遅れたり、いわゆる「ラグ」が起きます。
| 指標 | 意味 | ゲームでの重要度 |
|---|---|---|
| 下り速度(Mbps) | ダウンロードの速さ | ゲーム自体は意外と低くてOK |
| ping(ms) | 応答の速さ | ★最重要 |
| 安定性 | 速度が一定か | ★最重要 |
FPSや格闘ゲーム、対戦系をやる人ほど、このpingと安定性が勝敗に直結します。

なぜ光回線が向いているのか
光回線は、家まで光ファイバーという有線を引き込んで使います。電波ではなく物理的なケーブルなので、通信が安定していて、pingも小さくなりやすいです。
一方、ホームルーターやポケット型Wi-Fiは携帯の電波を使うため、時間帯や周りの混雑でpingが変動しやすい。夜のゴールデンタイムにラグが増えるのは、まさにこれが原因です。
だから「対戦ゲームを本気でやる」なら、まず光回線を検討するのが正解になります。光回線が何なのかピンとこない人は「光回線とは?仕組みをやさしく解説」も読んでみてください。
さらに快適にする:有線LAN接続
光回線を引いても、Wi-Fi(無線)でゲーム機やPCを繋ぐと、電波の揺らぎでpingがブレることがあります。
ゲームをするなら、ルーターからゲーム機・PCへLANケーブルで有線接続するのが鉄板です。これだけでping が安定し、回線落ちもぐっと減ります。ケーブルは数百円で買えるので、コスパの良い対策です。
ノートPCやSwitchなどでLANポートがない場合は、USB-LAN変換アダプターを使えば有線化できます。
賃貸で光回線の工事ができない場合は?
「対戦ゲームをするから光回線がいい」と分かっても、賃貸で工事の許可が下りないケースがあります。その場合の現実的な選択肢を整理します。
①管理会社にもう一度確認する
「工事不可」と思い込んでいても、配線方式によっては大きな工事をせずに導入できることがあります。まずは管理会社に「光回線を引きたい」と相談してみる価値はあります。詳しくは「賃貸で光回線の工事ができない場合の対処法」を参照してください。
②5G対応のホームルーターで様子を見る
どうしても光回線が無理なら、5G対応のホームルーターという選択肢があります。光回線ほどの安定性はありませんが、5Gの電波が強いエリアなら、ライトな対戦ゲームくらいは遊べることもあります。
ただし、これは「エリア次第・時間帯次第」です。本格的なFPSをガチでやる人には心もとないので、過度な期待はしないほうがいいです。
③マンション備え付けのネットは避けたほうが無難
「インターネット無料」のマンションは、複数の住民で回線を共有していることが多く、夜は混雑して重くなりがちです。ゲーム用としてはおすすめしにくいです(「マンションの無料Wi-Fiが遅い理由」参照)。
回線以外でラグを減らす小ワザ
回線を変えなくても、設定や環境でラグが軽くなることもあります。
- ルーターをゲーム機・PCの近くに置く(電波が届きやすくなる)
- 5GHz帯のWi-Fiに繋ぐ(2.4GHzより速く安定しやすい)
- ルーターを定期的に再起動する
- 古いルーターならWi-Fi 6対応モデルに買い替える
このあたりは「自宅Wi-Fiが遅い!速度改善7つの方法」でも詳しく紹介しています。
まとめ
オンラインゲームを快適に遊ぶための優先順位はこうです。
| 優先度 | やること |
|---|---|
| 1 | 光回線を引く(可能なら) |
| 2 | ルーターとゲーム機を有線LANで繋ぐ |
| 3 | 工事不可なら5Gホームルーターで様子見 |
| 4 | 5GHz帯・ルーター位置・買い替えで微調整 |
ゲームの勝敗にもストレスにも直結する部分なので、環境が許すなら光回線+有線接続を目指すのがおすすめです。
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